こんにちは、カウンセリングサービスの青井あずさです。
いつもありがとうございます。
昨日の「心理学サロン第6章・オープンハートで生きる〜もう一度夢を描くために〜」にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
いかがでしたか?
ハートブレイクというのは、「感情の層」の中の「痛みの層(トラウマ)」のところにあるとされている感情のことです。
前に扱った罪悪感よりも、もっと下の層になるのですよ。
文字通り傷心、心が傷ついてしまった体験を扱いますから、とっても丁寧に見る必要がありました。
なので、皆さまのお話したいことはもっとたくさんあったでしょう。
私もグループの皆さまの体験を大切に聞かせて頂きました。
そうして、グループの方たちに私の傷心体験も丁寧に聞いていただいたことで、すごく癒される経験をしました。
あの時に無知で恥知らずで恥ずかしい奴だという自己概念をもった19歳の私ごと、まるっと愛されてしまったように感じています。
あの時の私が皆さまの優しい目を通すことで生まれ変わる経験をしました。
ここでちょっとシェアさせてくださいね。
私の傷心体験は「大学のゼミでアウシュビッツがドイツにあるという間違いをみんなの前で話してしまい、教授からは注意を受けて、ゼミのみんなからは笑われる」というもの。
すごくすごく恥ずかしかった。死にたいくらい恥ずかしくって、その後そのゼミにはいかなくなってしまいました。
そこで私は「自分は無知で恥知らずの恥ずかしい奴」という自己概念を作り上げたのです。
その後、他のゼミの教授や友人に助けてもらいながら大学に戻りましたので、私を見てくれている人は確かにいたのです。
でもねー、その時の恥ずかしさったら、なかなか忘れられないものでしたね。
そんな経験を私の傷心体験として話したときに、心理学サロンで同じグループだった方がこのようにおっしゃってくれたのです。
「あの、私もアウシュビッツってドイツにあるのかと思ってました。普通知らなくないですか?」
私はそれを聞いて「恥ずかしくて死にたいと思った私」ごと、まるっと包まれた気がして、涙が出てきました。
全肯定してくださったのです。きっとその方の「ありのままでいい」という自己愛がそのような自己開示をしてくれたでしょう。
私はそれによって本当に癒されたのです、あの時の体験ごと。
その人のありのままって、周囲を癒すのですね。
そうそう、「ありのまま」が周囲を癒すエピソードを一つ。
私のヨガの先生はヨガ界では割と有名な人です。超変人として有名です。
彼が東京にレッスンで出てきて山手線に乗ったときの事、急に歯磨きを始めたそうです。
電車の中で急に歯磨き!周周りの方はさぞかし驚きドン引いたでしょう。
でもね、私達生徒はそのエピソードを聞いて
「あー、先生ならやるわ」と納得しながらも同時に「なんか癒される~」と大盛り上がりしたのです。
先生らしくって、いいな、癒されるなって思ったのです。
ここまで変人然としなくとも(笑)
あなたのありのままは、あなたの周囲を明るくし、癒しているのかもしれません。