ゲームばかりの息子にイライラする…

日記

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス所属心理カウンセラーの青井あずさです。

休みの日の息子

ゲームばかりしていて、定位置から一ミリも動いていないように見える。

午前中の息子と午後の息子と、全く変わっていないように見えてくる。
 

「だらだらする時間があったら、明日の準備でもしたらどう?」

「ゲームするより、もっと有益なことがあるんじゃないの?」


こんなふうに小言を言って、息子に何かさせようとしてしまいます。

息子がゲームをしている状態が「息子のダメな部分」に感じて、その欠点を補うべく動くように注意をしたくなるのです、私。

でもね、子どもに対してイライラする部分って、実は自分自身の欠点と思っているところだったり、自分が気にしているところだったりするのですよ。

イタタ…ブーメランが自分に返ってきました💦

このことを自分にあてはめてみると…

私は息子の非生産的な時間に関してイライラしているということは、実は自分に対して休むということを許していなかったかも。

私は自分自身に休むということを許可していなかった?

そう、人間って活動する分、疲れる生き物です。

どんなに上手く行っている時でも、休むことがなければ気力と体力と回復していきません。

休まなければ、エネルギーの回復はできないのですよね。

でも、今の自分では不足だと思っている時って、自分に休むことを許さないのです。

休んでいる自分には価値がない、何かを成し遂げていない自分には価値がないと感じる時、人は働き続ければならない、動き続けなければならないと考えて、休むことを自分に許さないみたいです。

そういえば、私の最近の手帳って、仕事と勉強でびっちり埋まってた。

完全オフの日ってこの6か月なかったし、頭の中はいつもカウンセリングのことでいっぱいだったと気付いたのです。

全然休んでなかった!それはエネルギー切れも近い…っていうかエネルギー切れていました。

このことに気付いてから、休むということを自分の日々のタスクに入れ込むことにしました。

食べる、寝る、仕事の中に「休む」を入れるのですね。
そうでもしないと意識的には休もうとしないので。

初めは「休み時間」にどうしてもカウンセリングの本を読んでしまったりして、体は休んでいても頭はカウンセリングのことを考えていました。
けれども、友達に会ってただ笑い合ったりしているうちに、思考がカウンセリングから離れる時間ができてきて「休む」ということができるようになってきました。 
 

自分の手帳の中に「休む」を入れ込むことで、どう変わったか。
  

息子の何もしていない時間が「息子の回復時間」に見えるようになったのです。

実際ゲームしていている息子に小言をいうのが減りましたね。

ゲームしている息子にイライラする割合が減りました。

全く小言を言わなくなったわけではないけれども、休むのも息子にとって大事な時間、と考えるようになった結果、小言の数が減ったのだと思います。

よく考えてみれば、息子だって中学校に上がったばかり。

全てが初めての環境の中で慣れない人間関係に疲れているはず。

すっかり忘れていたけれども、初めての期末試験が終わったばかりだった。

そりゃ頭空っぽにしてゲームに没頭したいときだってあるよね。そうやって思考を休ませているのでしょう。

息子にとっても休むの大事だよね。

こんなことを思えるようになったのは、私自身が休みをとって自分自身に余裕が出てきたからこそ、見えてきたことだと思うのです。
「休み時間」を取り入れたことで、気持ちの余裕ができてきて、カウンセリングをするのが以前よりも楽しいと感じています。

先日、自分の先生で先輩である方に話しを聞いてもらえる機会を頂きました。 

するとこう言われたのです。

「プロは自分を保つために休むことが必要、休むことも仕事のうち」

自分を保ち、続けていくこと。

燃え尽きてしまっては、続きませんよね。

私はアシュタンガヨガというマラソンみたいなヨガの練習生なのですが、ヨガでも体の調子が良いからといって、力任せにアサナをしている時に限って怪我をするのです。

きっと怪我することで強制的に体を休ませていたのかもしれません。

むしろ、絶好調ではない時の方が体と対話しながら丁寧にアサナしている時の方が、深い練習になったりします。

自分を休ませることは大切、続けていくために。

休息とエネルギーチャージを意識しています。

力の限りアクセル全開で挑んで燃え尽きることもできるけれども、(それも気持ちよかったけれども…)続けていくためには違うやり方を選ぶときにきているようです。

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