嫌いでもOK

自分を好きになる

こんにちは、カウンセリングサービスの青井あずさです。

今日は「あの人の事が嫌い」って、思ってもOKと言う話です。

きらいと思ってもOK

きらいって感じてOK

苦手なら無理して近づかなくてもOK

そんな風に自分に「嫌いを感じることをOK」にしたら。

自分にどんな感情を感じてもいいと自分に許すことができたら。

それだけで生きやすくなてくるのではないかな、ということをお伝えしていきたいと思っています。

そうすることで、自分が望むような温かい人間関係をつくっていくことがでくるのではないかな、というお話です。        

過去の私はこう見えて、実はけっこういい子ちゃんなところがありました。

嫌うということを自分に禁止していたのです。

嫌うということが大きな影響があるから、したくないと思っていたのかもしれません。

あるいは、「人を嫌う自分って嫌だ」って思っていたところもあります。

人を嫌うのを禁止している、というのは、仲良くしなければいけないと思っているということ。

そうすると、自分から嫌いな人に近付いていく、ということが起きるのです。

嫌いだったら、普通はその人と離れたいですよね。

でも自分が人を嫌うことを自分に禁止してしまうと、なんとなく嫌だから、その人と関わらないっていう選択肢がなくなってしまうのですね。

反射的に「じゃ、仲良くしなくちゃ」って思ってしまって、結果、本当は嫌いなタイプの人に近付いてしまうんです。

嫌いだから距離を置くという選択肢がないから、嫌いな人と距離が近づいてしまうってこと。

しかも相手に「自分が嫌いってこと」を気付かれないようにしなきゃいけないから、こちらがウェルカムモードになっていたりしていました。

相手だって、ウェルカムと言われたら、こちらに近付いてきますよね。

そうして、嫌いを禁じる事で、帰って相手と距離が近づいてしまうってことになっていたのです。

相手に嫌いを感じているということは、相性も良くない場合が多いからなんだけど、だから、トラブルが起こりやすかったりするのにね。

でもそんな時も、嫌うを自分に禁止してるから、人を嫌う自分が嫌だから、これっていう理由がないと、相手と距離を取ることができないのです。

本来距離を取りたい相手なのに、距離が近くて、でも相性が悪いからトラブルも出てくる。

そうするとね、嫌いを封じているから、相手に対して我慢してしまうことが多くなってくるのです。

すると我慢が重なって、怒りになって、一気に関係を断ち切る…なんてことも起こってくるのですよね。

あるいは、これだけ私は我慢してるのだから、相手だって私の気持ちだってわかってくれるはずだ、わかってくれるべきだ、という期待が生まれます。

これって、こちらの一方的な期待なんだけど、こちらが我慢を重ねている分だけ期待が裏切られたときの怒りって大きくなります。

こういう関係のこじれ方って、職場とかママ友の付き合いで多かったように思います。

自分が相手を嫌いなことを悟られると自分に不利益があるって考えていた時がおおかったかな。

自分に嫌いを禁止したり、人を嫌う自分を嫌って思っていたり、あるいは利害関係を持ち込んだ時。

そんな時って、どうしても自分が感じている感情をそのまま自分が認めるってできにくいみたいです。

過去の私は、「どうしていつも嫌いなタイプに自分から近づいちゃうんだろう」って不思議でした。

どうしていつもトラブルになりそうな人に自分から話しかけちゃうんだろう。

自分でも不思議に思っていたけれども、その下には自分が「嫌う人になりたくない」とか「いい人でいたい」とか、そんな気持ちがあるせいだなんて気付きませんでした。

自分が「いい人でいたい」って気持ちの下には、「隠さなきゃいけないくらい自分は悪い人だ」っていう気持ちがかくれているんだけど。

もし、温かい誠実な関係をつくりたいなら、まずは自分の気持ちをそのままに受け止めることが必要みたいです。

そこには「嫌い」「嫌だ」と言う感情も含まれています。

一見ネガティブな感情でも自分に感じることを許せることは、ありのままでいられるっていうこと。

でもそこには実は自己愛がいるのですよね。

でた!自己愛とか自己肯定感とか!

でもやっぱりここがしっかりしてないと、どんな感情もOKって言いづらくて、すると望まない関係を自分に与えてしまうことがあるみたいです。

自分のありのままの気持ちを受け入れられることが、あなたの望む対人関係をつくっていくようですよ。

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