条件付きの自分への愛

自分を好きになる

こんにちは。

カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

自分の感じている感覚に無意識のうちに制限をつけていませんか?

ポジティブな感情は受け入れやすいものネガティブな感情や感覚は感じるのが都合が悪い時には蓋をしてしまうことはありませんか?

ネガティブな感情や感覚はないことにした場合、一旦は抑圧されますが、別のタイミングでモヤモヤとなって現れる事があるみたいです。

私の場合…モヤモヤの原因

昨日の私は、なんとなく疲れを感じていました。

そして、なんか嫌な気分。

そんな自分を振り返ってみました。

モヤモヤとした気分のときには

「どうしてそんな気分になっているの」

と自分の心に確認してみるようにしています。

こんな感じ。

私A「なんでこんな気持ちなんだろうね?」

私B「なんでかな、昨日マッサージも受けてきたのに…」

私A「?ちょっと待って、もしかしてマッサージかな?」

私は最近頑張っていた自分へのご褒美として、

アーユルヴェーダの施術を受けてきました。

(アーユルヴェーダはインド式のオイルマッサージ)

結構高いコースを選んだので期待していったのですが、

正直そんなに良くはなかったんですよね。

いやいや、高かったし!

きっと後から効いてくるタイプかな?

と思って考えるのをやめたのです。

お金かけたのに、もったいないし、損だし

都合悪いじゃないですか。

ご褒美だったのにガッカリなんて悲しいし。

だからその気持ちに蓋をしたのです。

割とどうでもいいことだと思ったから!

しかし、この蓋をした気持ちが

「なんか嫌だなぁ」「なんか疲れたなぁ」

というモヤモヤした気分に繋がっていたみたい。

実はどうでもよくなかったのですね。

正直、自分でもびっくりでした。

気持ちを認めないことが、

次の日にこんなにも気分を曇らせるなんて。

「そうかそうか、マッサージ良くなかったのか~

残念だったね~」

と自分の感情を認めてみると、

それまでのモヤモヤは晴れていったのです。

認めていなかった感情を認めただけで

こんなにスッキリするものなのか!

と我ながらびっくりしました。

きっと自分にこのモヤモヤの正体を

気付いてほしかったのでしょうね。

普段カウンセリングでは

「どんな気持ちを感じても大丈夫」

とアナウンスするときもあるのにね。

自分事だと、さらっと流してしまう時があって、

そんな時は「なんか嫌だ」「なんか疲れてる」

という感じで出てくるみたいです、私の場合。

このちょっとした時間差も

気付きにくいポイントかもしれません。

嫌だという感覚も大事

私は感性が鋭い方たち、例えばHSP、HSS、繊細さん、エンパスと言われる方の自己実現のサポートの際によく言っているのは

「嫌だという感覚も大事にしよう」

ということです。

嫌だという感覚は自分の輪郭をはっきりとさせてくれる大事な情報ですからね。

感情に良いも悪いもないから、どんな感情も感じて受け入れていきましょうと言います。

人は、前向きな感情を感じるのにはあまり抵抗はありません。

好き、うれしい、おいしいみたいなことって、あまり抵抗なく感じられる場合が多いです。

対して一見前向きではない感情

(嫌だ、損だ、気持ち良くない、面倒だ、など)は、感じるのは都合が悪い時には蓋をしてしまう場合があるようです。

あるいは認めないで、なかったことにしてしまうとか。

こんなふうに前向きな感情はOKだけど都合の悪い感情はなかったことにする、というのは実は自分への制限付きの愛なのかも。

「100点のあなたは愛してあげる」けど「20点のあなたは愛さない」というのをご自分になさっているということ。

でも、

「20点の自分」だって自分の一部なのだから、愛してほしいし、愛されなければ悲しいです。

良い時の自分しか受け入れられないという扱いを人からされたら悲しいのと同じです。

都合の悪い感情は認めないのが日常になっていると、「自分は何を感じてもOK」という自分への信頼が育っていかないことがあるかも。

自分への信頼というのは、自己肯定感のこと。どんな自分もOKというのが最高の自己肯定です。どんな自分も好きでいられたらどんなに心強いでしょうね。

「20点の私」も愛せたらどんなに素晴らしいでしょう。

大人ともなれば、感じているのに都合が悪い感情と言うのは多々あります。日々出てくるものですよね。

でも感情は感じてもいいのです。感じて自分で受け入れれば、それは昇華されていくものですから。

嫌な感情、都合の悪い感情も感じて認めていくことで、自分の感じることに制限がなくなり、自分の感情や感覚を信頼できるようになっていきます。

これを続けていくと、決断力もついていくし、自分らしく生きることが楽しみになっていくでしょうね。

自己肯定感を上げたい!と思う方は、ネガティブな感情や都合の悪い感情に対してもOKを出して認めてみては。自分で認めるのもいいし、カウンセラーと一緒にやってみるのもいいですね。

自分にとっていいこと感じられないと悩む方は、それまでずっと周りに我慢して合わせて頑張ってきた時期が長かったのだと思います。

だから、自分の感情を感じる余裕を取りもどすのに時間がかかっても当然なのかもしれません。

そんなときはどうぞカウンセラーを頼ってみてくださいね。

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