こんにちは!
カウンセリングサービスの青井あずさです。
いつもありがとうございます。
今日は繊細さや敏感さによって悩み、自分を責めている人へのカウンセリングについてお話します。
繊細さん、敏感さんのネガティブな側面から、それが隠している素晴らしい可能性についてまでのお話ししていきますよ。
ここ最近のことですが、
感覚が鋭かったたり、共感応力が高い人のことを
敏感さん
繊細さん
HSP/HSS
エンパス
という風に言われることがあります。
これはその人の特性を表す言葉です。
これらは後天的なものというよりも、生まれ持った特性と言われていますね。
こんな人たちの感性の鋭さを表す言葉で強烈だったのは
「指が5本ではなく、50本ある手で何かをとらえている」
という表現です。
私はこれを聞いたときに、なるほどそれなら人よりも多くの情報をキャッチしてしまうことで、大変なことも多いのかもなと思いました。
ご自分の感覚が鋭かったり、共感能力が高いという特性を持つ場合、最初にクローズアップされるのは、この能力を持つことで生じるネガティブな面かもしれません。
この特性は、多数派ではないが故に、時として否定されるようなことが多かったかもしれません。
HSPで言えば、5人に一人の割合と言われていますから。
大勢の中では埋もれてしまいがちかもしれません。
せっかく打ち明けたのに「考えすぎ」と言われて余計に落ち込んだり。
「そんな調子では社会で生きていけない」と否定されたり受け入れられなかったように感じることも多かったでしょう。
総じて「生き辛い」という気持ちを抱えていらっしゃいます。
私は本当にありがたいことに、敏感さん・繊細さんのサポートで好評をいただいております。
私自身も、そんな方のサポート大好きです。
好評を得ているそのわけ。
それは私自身が自分の敏感さ・繊細さという特性を嫌っている時期があったからだとおもいます。
外界に見えるものをいくら悪く言ったところで、心の中ではそれ以上に自分の事を責めていたから。
居場所がないが故に、そのような自分を嫌っていました。
理解されないが故に、独りぼっちで寂しさを感じている自分を、弱くて大嫌いだとおもってきたのです。
普通が良かった、普通じゃない自分って弱くて生きていけないと考え、そんな自分を隠さなくちゃとおもってきたのです。
だから、クライアントさまの苦しい気持ちにも寄り添えるのかもしれません。
このような特性をもった方にとって、実は一番やっかいなのは、この自分を責めてしまう気持ちではないかなと思います。
経験上からも、カウンセリングからも、そう感じています。

自分を隠さなければと思う時、
特性を痛みとして見ている時は、自分の好きがわかりづらい時があります。
心はなかなかにおバカな所があるので、
痛みだけ、悲しみだけ、辛さだけを抑圧するということができません。
心の一部を隠して感じないようにすると、
うれしい、楽しい、素敵、気に入っている、心地いい
という消えてほしくない部分まで抑圧してしまうみたいです。
敏感さん、繊細さんと言われる特性があるけれども、
「自分の好きなことがわからない」
「自分のやりたいことがわからない」
という方が多いのは、そのせいかなと感じています。
敏感さ繊細さで自分を責めてきた分、その感覚を閉じてしまって
だから自分の好きがわからなくなってしまっているのかもしれません。
敏感だけど、繊細だけど、自分の好きがわからないという時は、
自分の感情がわからなくなるまで、気持ちを抑えてきたということです。
自分の感情がわからなくなるまで頑張ってきたということの証明なのだと思うのです。
何のために頑張ってきたのでしょう。
誰のために頑張ってきたのでしょう。
役に立ちたかった?喜ばせたかった?
安心を得たかったのかもしれない。
あるいは、自分だけ目立ってしまうのを恐れたのかもしれない。
自分だけ秀でてしまうのを隠したかったのかもしれない。
それは、相手の痛みを引き出さないための優しさだったのかもしれない。
あなたの気持ちを抑えてきた動機。
それはあなたの愛や優しさからきていることが多いのです。
だから、そんなときには、頑張ってきた自分の事を責めずに
「よく頑張ってきたよねぇ」
と声をかけてあげてほしいなとおもいます。
前述のように、ここというポイントだけを抑圧できないのが、心のしくみ。
だとすると、敏感さん繊細さんは自分の個性や輝きまで抑圧してしまっている可能性が大きいのです。
個性や輝きって、例えばこんな感じ。
直感力、発想力の豊かさ、クリエイティビティ、繋がり、
感情の豊かさ、美しさ、セクシャリティ、などなど
なんかちょっとワクワクするような言葉たちですよね。
そんなあなたの良いところまで、隠してしまっている可能性が大きいのです。
たとえあなたが隠してしまっても、あるものはあるのですよね~!
(実はそれ、カウンセリングの最中もちらちら見えてる!👀)
それを一緒に見させていただきたいなとおもっています。
それは以前からちょっとした違和感をご本人が感じていたところだったりします。
その時に過去の傷つきから見る、あなたのやり方やパターンがヒントになるのです。
それは自分の才能を、受け取りなおすという感覚。
ここからがもう、すっごく楽しいところ!
ちょっと恥ずかしい気持ちも出てきますけど、
楽しいですよ~!
隠していた才能や魅力が顔を出し始めます。
クライアントさまの魅力が、お花のように開いていきます。
次回へ続きます♡
