お母さんを許すことがもたらすもの

自己実現

こんにちは。

カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

私にはMという親友がいます。

先日、都内から私の住んでいる群馬県まで

遊びに来てくれた時に、

一緒にお酒を飲んでいたときの事。

Mはこんなことを言いました。

「母に愛されてないって思ってきたけれど、

そう思うのは、

愛されたことがあるからなんだよね」

母から愛されて満ち足りた経験があるから、

愛という人の温もりを知っているから、

だから、不足に思うこともあったのよね。

そんな風にいうMの横顔を見ながら、

私は嬉しさと喜びと尊敬が入り混じった思いが

さざ波のように胸に広がるのを感じていました。

あぁ、彼女はお母さんを許して、

とうとうお母さんの愛を認めたのね。

そんな風に感じていたのです。

Mは、私がカウンセラーになるために通っていた

神戸メンタルサービスの受講生時代からの

付き合いの友人です。

知り合ったばかりの時の彼女の印象は、

「こんな可愛らしい子の胸の中にさえも

こんなにも沢山のハートブレイクがあるのだなぁ」

というものでした。

Mにも私にも、

母に対して沢山のハートブレイクがあったので、

話が合ったのかもしれません。

「もっと愛してほしかった!」と、

文句を言い合っていたし、

「長女って損だよね」と、

お互いが長子であることを嘆いていました。

二人とも下に妹がおり、

妹の方が愛されていると思ってきたのです。

(長女あるあるですね)

そんなふうにして、

お互い自己嫌悪が深かった時代を良く知っているのです。

だから、Mの道程を思い、その言葉の重みを感じて、

ここまで歩んできた彼女が眩しくて。

とても美しく見えました。

「母を許せない」ということは、

対人関係の基礎となる部分に「人から受け入れられる」という

信頼ができない、ということに繋がります。

対人関係が上手く行かない時には、

カウンセリングで「お母さんをやりませんか」と

提案するのはそのためです。

お母さんの愛し方は上手ではなかったかもしれないし、

ハートブレイクも山ほどあるけど。

今思い出したって「そりゃないよ」と思うことも

沢山あるけど。

そんな母を許して、

「それでも愛されていた」と思えると、

そのことを対人関係に投影しますから、

少々のことがあっても受け入れられたり、

相手のがっかりポイントを許して、

新しい関係を築こうと思えたりします。

お母さんを許すって、

お母さんを許せるほど成熟した心になるってこと。

自分のハートブレイクさえも越えて、

母をを包み込めるほど、大人の心を持つこと。

それが出来たならば、

どんな場所にいても自分の居場所はあるでしょうし、

そんな自分に自信が持てるでしょう。

そして自分に似た所があるお母さんを許すとは、

深い自己嫌悪を癒すということでもあります。

だって、あんなに怒るお母さんが嫌いだったのに、

自分が怒る時はあのお母さんにそっくり!

なんてことはないでしょうか。

それは、お母さんの自己嫌悪を

引き継いでいる時に起こるやつ!です。

だから、お母さんを許すって、

自分の自己嫌悪を癒すということでもあるわけ。

そして自己嫌悪が癒されてきたら!

次は自己実現に向かいます。

自己嫌悪が癒されると、

自分の幸せを自分で許可できるようになるためです。

自分はどうやって生きていくか。

どんな自分でいたいのか。

自分のセクシャリティや魅力を受け取って

どう活かすか。

ここからは、ワクワクを感じて、

怖さを越えながら、

自分ビジョンを見るところ。

この辺りまで来ると、

本人も自分の魅力を自覚して

影響力を使うことが出来るように

なっていくようです。

もともと可愛い人ではあったけど、

今は自分への自信が加わって、

可愛らしさに美しさが加わって、

とても大人っぽい魅力を放っています。

仕事も順調。

着々と昇進を叶えていて、

自分の望む働き方ができているみたい。

許せなかった人を許し、許せなかった自分を許した今は、

彼女と話していても、昔のような文句は出ることは少ないです。

今、よく話すのは恋愛の事。

どうやって彼を愛そうか、

彼を愛するためにどんな自分でいたいのか。

あるいは仕事のこと。

どうやってキャリアアップしていくか。

どうやって努力を自信に変えていくか。

そんなことを夜中まで良く話し合っています。

今のMが幸せそうで、私も嬉しい。

Mのここまでに至る道のりを尊敬しています。

M、いつもありがとう。

タイトルとURLをコピーしました